お客様のヴィンテージの黒留袖と黒字模様の反物を組み合わせた
オーダーのロングコートです。
後ろにタックのあるデザインで、タックに留袖の柄を入れりるご希望でした。
それに合わせて、襟裏(立てた時)にヴィンテージ留袖の中で一番の刺繍を配置致しました。
お花の刺繍を真ん中に。
着丈を長くするご希望に羽尺の9mが足りず、少し着丈は数センチ妥協して頂きました。
左脇のみ細く柄を配置いたしました。
薄い布なので、厚めの接着芯を貼りました。
袖口にも左右違う柄を出しました。(折り曲げた時)
歩く姿を写真撮りしたいと思います。
動きの中で、後ろの柄の見え方を確認したいと思います。(facebookに写真を沢山アップします。)
この後ろタックの柄配分にどの位置の柄を~?決断に2日かかりました。
これは工場さんも褒めてくれました。お疲れさまでした。
さあ、お客様のお気持ちは?ご来店まで、緊張のお仕事です。
毎回、新しい試みをさせて頂ける事に、本当に感謝致します。
有難うございます!
明日は本日の打ち合わせ、大島紬でインポートラインコート~の着物等をご紹介致します。
ギャラリーポマル
水谷 貞女
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